「絣」は日本を代表する伝統的な木綿織物です。
織られる際に柄がかすれて見える事から「かすり」と名付けられたと言われています。
久留米絣の特徴は、くくり染めをした経(たて)糸と緯(よこ)糸をあわせた
複雑な柄の素晴らしさと、着るたびに肌になじむ風合いのよさ。
久留米絣の複雑で高度な伝統技法は、昭和三十二年に無形文化財に指定されております。
その伝統も、約200年もの長い時を経て、製造会社の数が年々縮小している現状があります。
坂田織物では、絣の素晴らしさをもっと皆さんに知ってもらうために、
伝統を守りながらオリジナルに溢れる新柄絣の製造や、婦人服・雑貨などの商品化を積極的に行っています。
みなさんにもっと久留米絣を好きになってもらいたい。
それが坂田織物の思いです。